フィギュア・高橋1年7カ月ぶりの実戦へ気合十分
◆ 国際大会出場のためフィンランドへ出発 ◆
夢舞台への第一歩だ。10年バンクーバー五輪を目指すフィギュアスケート男子の高橋大輔(23=関大大学院)が7日、関西空港発の航空機でフィンランディア杯(9日開幕、フィンランド・バンター)出場のため出発。昨年10月に右ヒザ前十字じん帯断裂し、約1年7カ月ぶりとなる実戦へ、「試合勘もまったくないし、緊張感も忘れてる。今の状況でどういったことができるか確認しながらやっていきたい」と静かに気合を入れた。フリーでは4回転を1本入れる予定で、「練習でも1回も降りていないし、ほぼ失敗すると思うけど、試合の中で入れていかないといけない」と果敢に大技にチャレンジする。
また、16日開幕のGPシリーズ初戦・フランス杯に出場する男子の織田信成(22=関大)も、成田空港から試合の行われるパリに出発した。
[ 2009年10月8日付 ]
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