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長谷川「3戦連続1回KO」へ 12月、神戸でV10戦

磯山さやかとポーズを決める長谷川

◆ 地元の声援を背に大偉業狙う ◆

 神戸で09年締めや!WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(28=真正)が10度目の防衛戦を12月に地元・神戸で行うことが有力となった。3月の8度目、7月の9度目に続き、3戦連続となる神戸での防衛戦。地元の大声援を受けて、節目のリングに上がる。

◆ 実現すれば主要団体の全階級通じ史上3人目 ◆

 地元・神戸で今年3度目の勇姿を見せる。長谷川の次回10度目の防衛戦が、12月に神戸で行われることが有力となった。2戦連続で1回KO中だが、世界戦で3戦連続となれば世界タイ記録。WBA、WBC、IBF、WBOの主要世界王座認定団体の全17階級で過去に2人しかいない大偉業へ、地元のファンが大きな後押しとなる。

 9戦連続防衛中の長谷川にとって、神戸はとりわけ相性のいい舞台だ。これまで世界戦は3度。そのすべてが印象に残る戦いとなっている。

 まずは06年3月の2度目の防衛戦。世界王者となって初の凱旋試合は、ベルトを奪った前王者のウィラポンに9回TKO勝ち。

 また8度目の防衛戦となった今年3月のマリンガ戦では、初回2分37秒でTKO勝ちを果たした。そして9回目の防衛戦となった7月のロチャ戦。またも初回、2分28秒TKO勝ちで、世界王座連続防衛・国内2位タイを記録すると同時に、バンタム級世界戦史上初となる2戦連続初回KO防衛の快挙を達成した。

 この日、長谷川は読売テレビ系の新スポーツバラエティー番組「月刊SPOR+」の初回収録(31日放送予定)に参加した。あいにくの豪雨となったが、タレントの磯山さやか(25)とハーバーランドなどでデートを満喫し、「あした死んでも後悔はない」とデレデレ。また神戸市内の真正ジムでは磯山にボクシングを指導。スパーリングでは磯山の右ストレートが長谷川の鼻にヒットし、「負けたときの言い訳ができた」と笑った。

 収録後は勝負師の顔に戻り、練習で大粒の汗を流した。2カ月後の決戦へ、長谷川のボルテージは一気に高まっていく。

◆ 盗難のグローブ匿名通報で発見 ◆

 長谷川の盗まれたグローブが見つかった。寄贈されたグローブとサイン色紙が5日に兵庫県西脇市役所から盗まれた事件で、6日午後9時55分ごろ、兵庫県警に「グローブを置いてあるので取りに来てください」と匿名の通報があった。西脇署員が同市野村町の交差点付近を捜索した結果、倉庫内でグローブと色紙を発見。長谷川は「ちゃんと返してくれたことに意味がある。反省してくれたということですから」と安どの表情を浮かべた。

[ 2009年10月8日付 ]

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