「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(6日、大阪中央体育館)
2度目の防衛に成功した王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)は「大毅は若くスタミナがあり、左のパンチはとってもきいた。疲れたよ」と敗者を称えながらも「ただ彼は踏み込んでは止まる。続ければいいのに…」と欠点を指摘した。50戦目のベテランは序盤から相手の左わき腹が赤くなるほど徹底したボディー狙いでペースを掌握した。陣営によると、王座を奪取した坂田、初防衛戦を戦った久高からオファーが来ているそうで、ニワットマネジャーは「次は12月。坂田か久高のどちらかと日本でやる」と話していた。
(2009年10月7日)