★ 例えば、あなたが子供 の頃、自転車の乗る練習を始めた頃を思い出してください。あるいは、あなたが車の運転免許を取るために教習所に通い始めた頃を思い出してください。最初は 自転車が倒れた時の痛みが恐かったり、車をぶつけやしないかとヒヤヒヤしたりしませんでしたか。心は不安に満ち溢れてつつも、細心の注意を払いつつ、一生 懸命運転練習をしていませんでしたか。
★ クライアントは過去生 体験をしたいと思っているのに、実際には予想外の今生の子供の頃の辛かったトラウマを思い出す場合があるかも知れません。様々な解釈が考えられますが、こ の場合全知全能の潜在意識は、この人の成長には子供の頃のトラウマを先に体験することが必要だと総合的に判断したのかもしれません。そして、次回の過 去生セラピーの瞑想誘導では、念願の過去世を思い出すかも知れませんし、こんどは別 の今生でのエピソードを思い出すかもし れません。いづれにしろ、その人の成長の為には、全 知全能の潜在意識は、その順番がベスト だと判断されたのかもしれません。
★ 別の要因として、過去 世体験への過大な期待をもっていたり、 「うまくできるだろうか?失敗しないだろうか?」などと不安がっ ていたりすると、なかなか心と体がリラックスしにくい状態になり、結局は過去世の物語・エピソードが知らぬ間に流れ去ってしまう場合もあるやもしれませ ん。