2009年10月7日 20時3分更新
倉敷市出身で、来年のバンクーバーオリンピックを目指すフィギュアスケートの高橋大輔選手が、右ひざのケガから1年ぶりの復帰となる国際大会へ向けて日本を出発し、「今できる精いっぱいの演技をしたい」と意気込みを語りました。
高橋選手は、去年10月に右ひざのじん帯を切る大けがをして、昨シーズンは1試合も出場できず来年2月にバンクーバーオリンピックを控える今シーズンに、復活をかけています。
高橋選手が1年ぶりの復帰戦として出場するのは、今月9日からフィンランドで行われる国際大会で、昨シーズンから取り組みながらまだ一度も披露していないフリーの演技プログラムでは、4回転ジャンプにも挑戦するということです。
高橋選手は「オリンピックに向けてどこまで出来るか、今できる精いっぱいの演技をしたい。『高橋がここまで復活した』とアピールしたい」と意気込みを語り、関西空港からフィンランドへ向けて出発しました。
高橋選手はフィンランドでの国際大会に出場した後、来月、長野市で開かれるNHK杯に出場する予定です。