杉並からの情報発信です

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■ 山田宏杉並区長が打ち出した「杉並減税構想」は住民無視のパーフォーマンス構想だ。

2009-10-07 17:52:33 | 政治・社会
昨日の東京新聞に山田宏杉並区長が打ち出した「杉並減税構想」に関する記事が
ありました。
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■ 杉並区 減税構想 夢の区民税ゼロへ

2009年10月6日 東京新聞

予算の約一割を貯金に回し、十年後にはその利子で減税する−。そんな夢のよう
なプランを東京都杉並区が打ち出している。山田宏・杉並区長が掲げた
「減税自治体構想」。来年度から減税に踏みだそうとする名古屋市を横目に、杉
並区は「将来は住民税(区民税)をゼロに」とまで、気宇壮大に構想を広げる。
その実現可能性は−。(社会部・中沢穣)
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計画によると杉並区の年間予算1500億円の10%、150億円を毎年「減税
基金」として積み立て長期国債などで運用し、得た1.5%の利子を減税に充て
て、10年後から区民税を10%減税し、20年後には15%減税して将来的に
は住民税をゼロにするとのことです。

またしても彼一流の大衆受けを狙った住民無視のパーフォーマンス構想が再び出
てきた印象です。

区の予算は10年後20年後の恩恵のために使うべきものではなく、不況の中明
日の生活を心配する多くの区民の今の窮状を解決するために使われるべきなのです。

区民の生活に必要な予算が毎年150億円も削られて運用に回されることがいか
に大きな影響を与えるのか区長は全然理解できていないのです。

山田宏杉並区長は定期的にパーフォーマンスの花火を打ち上げてマスコミの関心
を集め実情を知らない区民の人気を集めてきました。

2011年春に任期が切れる山田宏杉並区長は次を狙って「目くらませ構想」を仕掛
けたのす。決して許してはなりません。

東京新聞の記事の中でけしば杉並区議の適切な批判コメントが以下のように紹介
されています。

<<区議会でも共産党など少数ながら反対派根強い。けしば誠一区議(無所属)
は「十年後の恩恵よりも、厳しい現状を乗り切るために予算を使うべきだ。介護
施設や子育て支援など予算が必要な分野は多い」と批判する>>

(終わり)
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