岡山県で初めての裁判員裁判が6日から岡山地裁で始まり、検察側・弁護側の冒頭陳述などが行われました。午前9時半からの裁判員選任手続きには、47人の呼び出しに対し、39人の候補者が集まり、6人の裁判員と3人の補充裁判員を選びました。審理の対象となっているのは今年5月の事件です。瀬戸内市の40歳の男が、交際中の当時20歳の胸を果物ナイフで刺したとして殺人未遂の罪に問われています。午後2時から始まった審理では、被告が「間違いありません」と起訴内容を認めたあと、検察側と弁護側の冒頭陳述が行われました。裁判員の男女の内訳は男性3人と女性3人です。争点は、殺意がいつ発生したか、被告が殺害行為をやめたことが減刑の対象になるか、犯行当時の被告の精神状態の3つに絞られています。冒頭陳述は、検察・弁護側ともに傍聴席には背を向け裁判員に向き合う形で行いました。また、法廷内に設置したモニターを使いながら、ゆっくりと丁寧な口調で話し、時折うなずきながら話を聞く裁判員もいました。
※瀬戸内海放送ホームページへのリンクは、当社が許可したものを除き トップページのみへのリンクといたします。
|
 |
動画ニュースをご覧になるには Windows Media Player Ver.7 以上をご利用ください。
Windows Media Player は こちらのサイト から無料でダウンロードできます。
|