岐阜県警、巡査部長を戒告 警察官がパチンコ中に盗難
岐阜県警警備部の男性巡査部長(39)が勤務中にパチンコをし、駐車していた捜査車両から約120人の個人名や生年月日などの個人情報が記載された捜査書類入りのバッグを盗まれていたことが10日分かった。県警監察課は同日、巡査部長を戒告処分にした。
監察課によると、巡査部長は7月27日午後1時ごろ、岐阜市内のパチンコ店の駐車場に車を止めて1人でパチンコをした。約2時間後に車に戻ると、助手席のドアがこじ開けられ、後部座席に置いていたバッグが盗まれていた。バッグには捜査書類のほかに自分の預金通帳や印鑑、名刺が入っていたという。
巡査部長はすぐに県警本部に戻り、上司に盗難被害と勤務中にパチンコをしたことを報告。「普段はパチンコをやらないが、時間が余ったのでやってしまった。大変な迷惑をかけた」と話しているという。
【共同通信】
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