巡査長収賄容疑で逮捕 パチンコ業者から数十万
茨城県警捜査2課は11日、パチンコ店の違法営業を知りながら捜査せず、見返りに現金数十万円を受け取ったとして加重収賄容疑で、ひたちなか東署の刑事・生活安全課の巡査長滑川勝美容疑者(37)を逮捕した。
また贈賄容疑で、水戸市のパチンコ店経営黒沢延夫容疑者(70)と長男孝治容疑者(33)=いずれも風営法違反罪で起訴=を再逮捕した。滑川容疑者は「捜査情報があれば、教えてほしいという意味で現金を受け取った」と供述、大筋で容疑を認めているという。
調べでは、滑川容疑者は、黒沢容疑者らが経営するパチンコ店で会社ぐるみでパチスロ機に違法な「裏ロム」を使っていたことを知りながら黙認し、捜査しなかった。見返りに4月下旬、水戸市内の飲食店で、黒沢容疑者らから現金数十万円を受け取った疑い。
【共同通信】
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