保管している笛吹署には、これまでに都内や関西方面から10人近くが落とし主として名乗り出たが、現金の総額や、捜査で判明した現金を扱った金融機関と照合したところ該当者はいなかった。 大量の一万円札は、7月8日午後2時半ごろ、同社の作業員がリサイクルプラントで廃棄物の選別作業をしていたところ、ベルトコンベヤーの上を廃棄物と一緒に流れてきたのを発見した。一万円札は百数十枚に上り、150万円以上になるとみられる。同社の説明では、一万円札を含んだ産業廃棄物は、神奈川県のごみ収集車が運んできたという。 拾得物の保管期間は3カ月で、8日までに落とし主が現れない場合、見つけた同社が受け取ることができる。
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2009 山梨日日新聞社 THE YAMANASHI NICHINICHI SHIMBUN.
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