押尾学事件の深層を探る!! 次々に出てくる疑惑!捜査継続で立件出来るか「保護責任者遺棄致死容疑」

「公判の前に再逮捕もあり得る」
押尾学の事件が、またまた動き出した。捜査を取り止めたり、捜査は継続中と言ったり、果たして、その実態は…という感じである。しかし、【ヘッドロック】が確認したところによると、確かに捜査は継続している。前回も記したが、捜査は警視庁捜査1課で行っていて、どうやら”押尾捜査”のポイントは「金の流れ」と「交友関係」のようだ。
東京・六本木ヒルズのレジデンスB棟2307号室でクラブ・ホステスの田中香織さんが亡くなったことに対して、捜査当局は「保護責任者遺棄致死容疑」として押尾を立件できるかどうかが大きな鍵となる。
ただ、田中さんが死に至る際に、押尾は田中さんとMDMAを使用したことは明らかになっているが、ここで疑惑が…。実は、その場に、押尾以外の人間がいた疑いが出てきたのだ。その人間とは、元総理の息子である。もちろん根拠はない。しかし、その”根拠”を捜査するのは警視庁捜査1課の仕事である。いずれにしても今回の事件は、その息子がいたから、ややこしくなった。一部には「押尾が、全ての責任を背負った」なんて言われているほどである。
ところで、田中さんが仮死状態になった時、押尾は「心臓マッサージをやった」としている。その際に、田中さんの肋骨が折れたというが、この証言も怪しいもの。押尾は、心臓マッサージをやって、マネジャーも呼んだ。押尾に呼ばれてエイベックスの担当マネジャー2人と、押尾の友人1人の3人が部屋に駆けつけたというが、冷静に考えたら警察に通報するまでの3時間もの間、部屋の中で何をやっていたのか?それも、田中さんを素っ裸のまま放置して…。その光景を想像しただけでも、常識的ではない異常なことである。
その間、押尾が逃げ込んでいたと思われるのが、やはりレジデンスB棟の42階にある部屋である。実は、この部屋もピーチ・ジョンの“ミススカ社長”野口美佳が所有する部屋である。2307号室と同様に”ヤリ部屋”として所有していたと思われる。
「野口は、レジデンスに分かっているだけでも6部屋を“ヤリ部屋”として所有している疑いがあるんです。基本的には、知り合いの芸能人や政財界の息子の社交場に使っていたようですが、噂ではクスリからSEXまで何でもありの部屋になっていたと言われます。確かに、部屋は“ピーチ・ジョン”での所有ではないようですが、どういった名目で、これだけの部屋を手に入れ、維持・管理していたのか疑惑に包まれています」(事情通)
しかし、押尾は2307号室から、42階の4201号室に逃げ込んだと思われるが、では一体、この部屋の鍵は誰が持っていたのか? まさか、押尾が持っていたとは思えない。…と言うことは、部屋の持ち主――野口も駆けつけた疑いも出てくるのだが、その一方で、野口に代わって部屋を管理していた人物、あるいは合鍵を持っていた人物が、その場に駆けつけたとも言われているのだ。
果たして、その人物とは? そして、逃げ込んだB棟4201室とはどんな部屋なのか?
(つづく)