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札幌歓喜のハム優勝!ススキノでもビールかけ

 駆け足で秋深まる札幌市内が6日、北海道日本ハムファイターズの2年ぶりのリーグ優勝で熱気に包まれた。東区のショッピングモール「アリオ札幌」では50インチのモニター3台の前にファン150人が集まり、優勝決定の瞬間、万歳三唱。道内最大の繁華街ススキノにある豊川稲荷では寒風の中、ファン同士のビールかけ合いが深夜まで続いた。

 気温13度の肌寒さを吹き飛ばした。豊川稲荷駐車場(札幌市中央区)には、札幌ドーム帰りのファンが続々と集結。熱狂的な日本ハムファンが集うスポーツバー「B☆Bスタジアム」の青山学オーナー(39)の合図で、ファン主催のビールかけが7日未明から始まった。

 ユニホーム姿のファン、スーツ姿で仕事帰りのサラリーマンが、入り乱れてお祭り騒ぎ。用意されたビール400本が次々に泡となり、ハム党が勝利の美酒に酔った。

 日本ハムの選手寮に隣接するアリオ札幌では、50インチのテレビモニター3台とくす玉などが置かれ、買い物客が足を止めてテレビ観戦。前日(5日)はマジック1で臨みながらお預けとなっただけに、「きょうこそは」と画面を見入った。事前に告知していなかったため試合開始直後こそ50人ほどだったが、回が進むに連れ、1人2人と増え、最終的には黒山の人だかり。

 10回の攻撃中、千葉マリンで2位の楽天がロッテに敗れ、優勝が決定の一報が入ると、くす玉が割れた。その瞬間、万歳三唱で2年ぶりのV奪回を祝福。札幌市の専門学生・目黒綾香さん(18)は「本当に今年は楽しかったです」と笑顔。また札幌市の看護師・二木かおるさん(45)は「きのう(5日)はドームに応援に行って(優勝が)決まらなかったので、本当にうれしい」と目を潤ませた。

 ファンの願いは「クライマックスシリーズと日本シリーズの優勝。それまで応援にも気は抜けない」。北の大地に冬はまだまだ到来しそうもない。

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