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“石原軍団の秘蔵っ子”がメイサの乳モミモミ

 俳優の徳重聡(31)が、つかこうへい氏(61)原作・演出の舞台「飛龍伝2010 ラストプリンセス」に出演する。主演の黒木メイサ(21)の相手役。1990年からキャストを代えて上演されてきた人気シリーズで、毎回、体を重ねたり胸をもむなど濃厚なラブシーンが話題。徳重にとって、これまでの優等生的な役柄とは対照的で、つか作品でさらなる飛躍を目指す。

 「あなたのおパンティー、頭にかぶっておりました」「ちょっと乳首吸っちゃいました。チュッって」「すみません、1人で勝手にイッちゃいまして」…。現段階での脚本から、過激でエッチなせりふがずらり。すべて徳重の口から出る予定の言葉だ。

 学生運動が盛んだった時代、全共闘の女性委員長と機動隊の隊長が立場を超えて激しく愛し合う物語。つか氏が時流に合わせて再演し続けてきた舞台だ。

 “21世紀の石原裕次郎”としてデビューした徳重は、石原慎太郎・東京都知事(77)原作のテレビ朝日ドラマ「弟」(04年)で若き日の裕次郎さん、TBS「渡る世間は鬼ばかり」第8シリーズ(06年)では米国帰りの一級建築士を演じた。ほとんどが好青年のイメージ。今回は対極的で、本能のおもむくままに女性の体を求める“動物”だ。

 黒木演じる委員長にゾッコンで、エロいことばかり妄想し、最後は欲望が抑えきれずに胸をもみしだく。脚本のト書きに「胸をもむ」などの表記はないが、毎回、つか氏は稽古中に男優に指示してきた。今回も当然、その流れが予想される。

 つか氏と対面した徳重は「黒木さんと僕との芝居のイメージが既にできていらっしゃるようで、つかさんの熱意に負けないように気合を入れて頑張りたい」と抱負。つか氏は「いい役者というのは腹に魔物を飼っています。魔物が暴れ出し、自分の狂気に気がつく稽古、そして舞台になってほしい」と、徳重の変ぼうを期待している。黒木も「女優としての原点に戻り“無”になり、勉強、修業したい」と語っており、すべてを受け入れる覚悟でいる。

 公演は来年2月3日、東京・銀座の新橋演舞場で開幕。約30公演を予定。その後は約1カ月間で名古屋、京都、広島、福岡を回る。

 ◆徳重 聡(とくしげ・さとし)1978年(昭53)7月28日、静岡県生まれの31歳。00年8月「21世紀の石原裕次郎を探せ!」オーディションで5万2005人の中からグランプリ獲得。主催した石原プロモーションと契約。07年、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」に主演。初舞台は08年「華々しき一族」。1メートル87、77キロ。血液型A。

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