桜庭復活勝!現役ボクサーを関節技で一蹴
ルビン“ミスター・ハリウッド”ウィリアムズ(左)をアームロックで締め上げる桜庭和志
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「DREAM11フェザー級GP決勝戦」が6日、横浜アリーナで行われ、桜庭和志(40=ラフター7)がルビン“ミスター・ハリウッド”ウィリアムズ(33=米国)を1R2分53秒、腕固めで下し、約10カ月ぶりの復帰戦を飾った。スーパーハルクトーナメントはミノワマン(33=フリー)とソクジュ(25=カメルーン)が決勝進出。ライト級タイトル戦は青木真也(26=パラエストラ東京)が王者ヨアキム・ハンセン(30=ノルウェー)を下して第2代王者となった。
【試合結果】
頭脳派らしい桜庭の圧勝だった。左右のローキックで現役プロボクサーを懐に入れず、テークダウンすると相手の右腕を締め上げた。「パンチでは負けると思ったし、頭を振ったりするとパンチが来ると思ったので足を出していった」。1発ももらわない、作戦通りの展開に笑みがこぼれた。
昨年の大みそかに田村に敗れた後、左腕の故障などで長期欠場。25日の大阪大会で復帰予定だったが、今大会を盛り上げるため急きょ参戦を決意し、10カ月ぶりにリングに立った。25日のDREAM12への連続参戦については「ひと仕事終わったばかりで、あすにならないと何とも言えない」と言葉を濁したものの、「試合はできる時にできたら」と前向き。7月14日に40歳になったベテランは力の続く限り戦いの場に立つ。
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