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今回の常用漢字は「月」
「月」 月部
音：ゲツ、慣用音グワツ
意味：つき 等
「月」も新字體？正字は何？と思はれるかもしれません。
確かに些細な點です。
中の二つの横棒が右側に付くか付かないかの違ひです。
右側に付くのが新字體。
右側に付かないのが正字。
見ての通り「月」は三日月の形の象形字です。
中に小點を付けることで、空つぽではないですよ、實がありますよと示してゐる樣です。
小點なので、右側には付かないのでせうか。
「明」「期」「有」「�董箆�）」「望」「朔」「朧」等が本來の「月」です。
ややこしい事に本當の點を二つ付ける「月」があります。
『ふなつき』と呼ばれる「舟」が變形したものです。
「朋」「朕」「朝」「服」等がこれに當たります。
更に『にくづき』と呼ばれる「肉」が變形したものがあります。
これは中の棒二つが右側に付く形です。
主に身體に關係のある漢字がこれです。
「肩」「脚」「腕」「腹」「背」等ですね。
この三種類、とても些細なのですが、私としてはこの細かい違いがたまらなく好きです。
手書きすると違ひは無いのですが活字では分けることができます。
成り立ちの違ひなので分けて欲しいなあ。
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なるほど、勉強となります。
傑作○です。
2009/7/21(火) 午前 2:18
これは知らなかった。
傑作ポチですね。
2009/7/21(火) 午前 8:13