2009年10月7日 12時27分更新
津山市内で長年移動図書館として利用されてきた車が役目を終えて海外に送られることになり、6日、贈呈式が行われました。
この車は、津山市立図書館が平成8年から13年あまりにわたって移動図書館として利用されたもので市民からは「ぶっくまる」として親しまれてきました。
車体の後部に本棚を設置するなど改造して、およそ3600冊の本を載せてこれまで津山市内の公民館や小学校などを巡回してきました。
しかし、老朽化に伴ってことし8月末で役目を終え東京の国際援助団体を通じて、海外へ送ることになったものです。
津山市で行われた贈呈式では津山市立図書館の関係者ら20人が参加して、援助団体の担当者に車のキーを手渡し、車体に感謝の寄せ書きなどをして別れを惜しみました。
車が送られる相手国は、まだ決まっていませんが、来年度中にはアジアかアフリカの援助先に贈られるということです。