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那覇で高校生ら、「10・10空襲」あわせ平和の芝居

2009.10.7 10:42
那覇市内の高校生らが戦争と平和をテーマに上演する芝居「那覇センセイション」の一場面那覇市内の高校生らが戦争と平和をテーマに上演する芝居「那覇センセイション」の一場面

 太平洋戦争末期の沖縄戦が始まる約半年前、那覇市が米軍による大規模な爆撃を受けた「10・10空襲」から65年となる10日、同市内の高校生らが戦争と平和をテーマに「那覇センセイション」という芝居を上演する。

 現代の沖縄の女性教師たちがガマ(自然壕(ごう))で落雷に遭い、沖縄戦当時へタイムスリップしてしまう物語。ガマの中で、住民の赤ちゃんを邪魔者扱いして殺そうとする日本兵を何とか押しとどめた教師らは、再び現代に戻り、高齢の男性になった当時の赤ちゃんと再会して平和を誓い合う。

 出演者は、那覇市の舞台表現ワークショップに参加する小学6年から高校生まで約80人。芸術監督として指導に当たった演出家、平田大一さん(41)は「芝居を通して自分たちの島の歴史を感じ取ってほしい」。

 公演は10日午後2時から那覇市民会館で。入場無料。

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那覇市内の高校生らが戦争と平和をテーマに上演する芝居「那覇センセイション」の一場面
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