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2009年10月6日(火) 19:15 |
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今年度中に600万人分のワクチン
10月に入ってもインフルエンザの集団感染が続いています。
観音寺市にあるワクチンメーカーでは、今月中旬の出荷に向けて順調にワクチンの生産が進められていますが、一方で、香川県内のどの医療機関で摂取できるのかなど詳細は今だ決まっていません。 新型インフルエンザワクチンの生産を続けている阪大微研では、先月20日にワクチンが完成し、現在は瓶つめの作業とワクチンに不純物が入っていないか目視などによる確認が行われています。 瓶詰めされたワクチンは現在、国が安全検査を行っていて合格すれば今月中旬に出荷する予定です。 初回の出荷数は14万本の見込みで、阪大微研では今年度中に600万人分のワクチンを作り、国内4つのメーカーあわせての製造量は約2700万本になるのではと話しています。 一方、香川県は6日県内の市や町の担当者へワクチン接種についての説明会を開きました。 国はワクチンの摂取を今月19日から始めることを決めています。 香川県にはまず1万1600回分のワクチンが割り当てられ、優先順位の高い医療従事者から摂取を始めることなどが報告されました。 しかし、県内のどの医療機関で摂取すべきなのか、摂取の料金や費用免除の基準などについて質問が相次ぎました。 県民が摂取できる体制つくりをどのように進めていくべきなのか、香川県は国とも協議していま一度、自治体への説明会を開くとしています。
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