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2009年10月6日(火) 19:15 |
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岡山県で初めての裁判員裁判始まる
岡山県で初めての裁判員裁判がいよいよスタートです。
午前中は、裁判員候補者の中から裁判員を絞り込む選任手続きが行われました。 9時半からの手続きにあわせて岡山地裁には候補者が続々と訪れました。 今回、呼び出しを受けたのは病気や仕事などの理由などで辞退が認められた人を除く47人の裁判員候補者で、6日の選任手続きには39人が訪れました。 一方で、裁判員裁判反対を訴える運動も展開されました。 今回、裁判員が裁くのは今年5月、岡山市南区の駐車場で瀬戸内市の無職・田渕義隆被告が交際のもつれから、車の中で岡山市の20歳の女性の胸を果物ナイフで刺し全治11日間のけがを負わせたとされる殺人未遂事件です。 午前中行われた選任手続きの結果、6日岡山地裁を訪れた39人の中から6人の裁判員と3人の補充裁判員が決まりました。 岡山県で初めての裁判員裁判とあって、注目も集まります。 傍聴券を求めて岡山地裁前には市民やマスコミなどが長い列を作りました。 この日、71席の傍聴券を求めて並んだ人の数は281人にものぼりました。 午後2時からはいよいよ初公判が始まり冒頭で、検察官が起訴内容を読み上げました。 これに対し、田渕被告は「まちがいありません」と起訴内容を認め、裁判では田渕被告が自らの意思で殺人をやめようとしたかどうかなど3つの争点で争われることとなりました。
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