福山市医師会(細木宣男会長)は、新型インフルエンザの流行を受けて、夜間の診療窓口を市内に開設する方針を固めた。7日に参加する医師が集まって打ち合わせの会合を開き、早ければ19日から対応を始める。
診療窓口は、内科や小児科の医師が輪番で詰め、午後7時から同11時ごろまで、新型インフルエンザに感染した可能性がある患者の診察に当たる。これまで50人以上の医師が協力を申し出ており、福山市三吉町南の総合健診センター内へ設置する予定。
本格流行期に医療機関が個別対応した場合、夜間に救急対応している総合病院などの急患の診療などに支障が出る可能性があると想定されるため。
新型インフルエンザ対応の夜間窓口開設は広島県内では先進的な取り組みという。
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