y.yositake
2009-10-07 07:00:00

チャレンジ~「できない理由」を「解決すべき課題」へ~

テーマ:ベンチャー
テレコムスクエアは「エクセレントベンチャー」を目指しています。
そのために
「常にチャレンジありき」の企業文化をはぐくみたいと思っています。

「チャレンジ」する場合。
何かしらの高いハードルをクリアせねばならないことになるので
当然現場からは「それは難しい」とか「無理」とかいう反応が出る。
でも「無理」と思えばそこまで。
一見「無理」に思えることを、どうクリアするか。


このテーマで思い出したのが
マクドナルドさんがやっている「0円コーヒー」。
コーヒーが1杯無料で飲めるというキャンペーンです。

このキャンペーンも、
最初は社内で色んな反対意見が出たのではないかな。
「何も買わずコーヒーだけ頼む人が殺到したらどうするのか?」
「その分優良顧客のCS(顧客満足度)が下がるのではないか?」
などなど。

この場合の反対意見の本質は「リスク」だと思います。
リスクが怖いのは、それが「際限ない」場合。
「それが際限なく続いたら?」と思うと不安がぬぐえないので
話はそこから先に進まない。

だから、リスクの範囲を決めてしまえばいい。
目に見えるリスクにすればいいのです。


「コーヒーしか頼まない人が殺到したら
大変なことになるから」という反対意見に対しては、
「対象となる時間帯を決める」ことと
「期間限定とする」ことで
リスクを目に見えるものにできる。

当然1杯のコーヒーにも原価がかかっているが、
他の商品に比べると圧倒的に安いはず。

コーヒー一杯につられて
新たな売上がどれだけ増えるのか、
プラスの効果も見込んでいることでしょう。

つまり
「リスクをコントロール」した上で
「データを積み上げていき
リターンの精度を高めていく」ことを
狙っているのではないでしょうか?


こうして考えてみると、
かなり奇抜だったり実現不可能に思えるアイデアについても
問題の本質を一つ一つ押さえながらチャレンジしていけば、
それら様々な問題が
「解決すべき課題に変わる」と思うのであります。
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