大毅、健闘も判定負けで王座奪取ならず
王座奪取ならずリング上でぼう然とする大毅(中央右)と兄・興毅=大阪市中央体育館
「WBA世界フライ級タイトルマッチ」(6日、大阪市中央体育館)
挑戦者11位の亀田大毅(亀田)が王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)に0ー2の判定で敗れ、王座奪取はならなかった。
後半スタミナの切れたデンカオセーンに対し、亀田は左フックの連打で追い上げるが、一歩及ばなかった。両者ダウンシーンはなかった。「日本の観客の応援が私の力になりました。採点は公平でした。私が勝っている経験をいかしてかちました」と王者は話した。
07年10月にWBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)に挑み判定負けしている亀田は2度目の世界挑戦に失敗。日本のジムに所属する世界王者は6人のまま。
(2009年10月6日)
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