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抗争事件現場の暴力団事務所が立ち退き

 神奈川県平塚市にある指定暴力団稲川会系組事務所などで7月、稲川会系組員と、対立する住吉会系組員の計2人が殺害された抗争事件で、神奈川県警は6日、稲川会系暴力団が殺害現場の1つとなった事務所を立ち退いたことを確認した。住民が退去を求めていた。

 県警によると、暴力団が住民らから訴訟を起こされる前に短期間で立ち退くケースは異例。

 県警によると、事務所は同市紅谷町のビル3階。遅くとも昨年9月から使用していた。7月の事件直後から、地元住民や平塚市などが立ち退きを求め、決起集会や周辺パトロールなどの追放運動を展開した。(共同)

 [2009年10月6日19時32分]


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