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◆プロボクシング WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)-同級11位・亀田大毅(亀田)(6日・大阪市中央体育館) 亀田3兄弟の次男・大毅がデンカオセーンに挑むWBA世界フライ級タイトルマッチは6日、ゴング。5日は大阪市内で調印式と計量が行われ、大毅がトータル28秒のメンチ切りで威嚇した上、脈拍数が毎分85と高い王者を「バクバクやな」と斬り捨てた。07年10月のWBC同級世界戦で王者・内藤大助(35)=宮田=に反則技を繰り出して大敗して以来、封印していた“口撃”で世界獲りを誓った。
ド派手な純白のリムジンを降りた大毅は、会見では控えめだった。「コンディションは100%ですね。今から何言うても意味ない。すべてはあした」と淡々。調印を終えると、にこやかに王者へ右手を差し出した。
と、ここで闘争モードにスイッチ。デンカオセーンの手を握りつぶす勢いで10秒間メンチを切り続けた。続く計量をともに一発でクリアすると、再び右手を差し出し王者に眼力を注入。日本ボクシングコミッションの職員が割って入ったが、その間は18秒に及んだ。
セレモニー後は毒舌モード。初めて見る王者の肉体を「細いな。未熟そうな体や。迫力なかったな」と酷評。自身の脈拍数が1日の予備検診と変わらず毎分47だったのに対し、王者が75からさらに増えた85だったことも「(そんな数字は)聞いたことないワ。バクバクやな」とコキ下ろした。
ルールミーティングでも陣営が「後頭部の打撃はしっかり反則を取って」と主張し、老かいな技術を持つ王者をけん制。レフェリーのラファエル・ラモス氏から「反則は十分注意する」という言質を引き出した。一方、1日に「投げないでね」と挑発したデンカオセーン陣営は、何の要望も出せなかったという。
締めは前代未聞の「試合当日祝勝会」だ。陣営は6日午後10時から、大阪市内で開催することを発表。「俺がベルトを巻いている姿を見て、2年間でどんだけ成長したかを見てほしい」と大毅。ふてぶてしさを取り戻した浪速の弁慶が、自然体で世界の頂点に立つ。
◆脈拍数メモ 今年、国内で行われて予備検診結果が公表された世界戦10試合で、脈拍数の少ない方の勝利は7回。ドローが1回。多い方の勝利は2回だが、それも毎分2~6の微差。少ない方が好結果になる傾向だ。
◇ルール 1ラウンド(R)3回のダウンで自動的にKOとなるスリーノックダウン制。偶然のバッティングで続行不能になった場合、4Rまでは引き分け、5R以降は採点。グラブはメキシコ製8オンス。
◇オフィシャル ▽レフェリー ラファエル・ラモス(米国)▽ジャッジ レビ・マルティネス(米国)、シルベストレ・アバインザ(フィリピン)、セルジオ・カイズ(米国)
(2009年10月6日06時03分 スポーツ報知)
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