心理まではそんなに待たないので待つことが出来る。
だけど今日は、心理が始まる前に、入院を勧める医師と、拒否する患者のバトルの声が響いていて、私は不穏になっていた。
S先生が来ても「うるさい、うるさい」と言っていたら「本当ね」と言ってくれた。
「外に行く~~」と言うと「そうしましょう」と言って、断って外に出た。
騒音からは解消された。
前回外で心理面接した時よりかは暑くなかったので、大丈夫だった。
かえって気持ちよかった。
でも外来の看護師Iさんが、逐一うるさい患者さんの様子を報告してくれて、「今帰りましたから大丈夫です」と言うので「親切にしてくださってるから、戻りましょうか」と言って戻った。
確かに診察室は静かになっていたけど、今度は隣の部屋の人の話し声が気になった。
でも我慢した。
課題のやり方を替えてみようと言う事になった。
でもうまい方法が見つからず、S先生が考えとくと言っていた。
WAIS-Ⅲの結果は、来週10時に検査してくださったHさんから説明がある。
1時間かけて結果を説明するらしい。
「さっきの人、うるさかったね」と言うと「ゆこたんも前はうるさい人の方だったのよ」と言われてしまった。
「S先生は何人くらい見てるの?」「うーん、多いよ。2~30人位かな」「その中に発達障害の人はいる?」「いますよ。でもゆこたんとはタイプが違うけど」「知的障害の人はいる?」「そういうお客様はいませんね」だって。
心理が終わって、お弁当を食べ終わると、40分くらい時間が余る。
その時間が耐えられない。
最初の5分は大人しくマンガを読んでいるんだけど、そのうちにイスから下りてもたれかかったり、イスの上に上ったり、クルクル回りだしたり、手を思い切り噛んだりした。
結局誰かが付いていないとダメだった。
診察になった。
開口一番「お昼ご飯はなんだった?」と聞くと「まだ食べてません。僕も案外忙しいんですよ。さっきは入院の人がいたし」と言われた。
「手、噛んじゃったんだね・・・。どうしていつものぬいぐるみ持ってないの?忘れたの?」と言うから「あるよ」と言うと「すぐに出して持ってなさい。噛み付くより、握ってたほうがずっといいよ」と言われた。
「ショートステイの日数を増やして欲しい」と言うと「それはお母さん方と話し合ってからだな」と言うので「30日に市役所に行く用事があるんです。だからついでに手続きしたい」と言ったら「どれくらい延ばしたいの?」と言うので「最高31日まで延ばせるんだよ」と言ったら「せめて14日じゃない?」と言った。
正直14日ももらえると思っていなかった。
これは作戦勝ち。
31日と言っておけば、10日くらいは簡単にもらえるだろうと思ったから。
わーい、ひっかかった!!
でも「区切りのいい20日にしましょうよ」と言うと「14日のが区切りはいいじゃない」と言われてしまった。
「まぁ、日中一時もあるからね」と言うと「日中一時の話はいつするんだっけ?」と言われて「11月・・・」と。
そういえば、待てずに噛んでうずくまってる時、前の栄養指導担当だった人が来た。
「栄養指導をまた希望だって聞いたんだけど、私、10月に退職しちゃうのね。だから代わりに若い女性の方Kさんをつけたから」と言われた。
なんだ人が変わるのか。
そのこともK先生に話した。
「あ、話せたの?」「でもいつやるのか決まってない」と言うと、すぐにピッチで連絡を取ってくれた。
午前中出張で、午後から来るけど、何時になるか分からないとの事だった。
処置室では、K先生とS先生という全く私と同じ組み合わせの人が、具合悪そうに寝ていた。
S先生と一緒に処置室から出てくるのを見た。
新しく栄養指導の担当になる人を待ち続けた。
14:30過ぎに服を着替えて現れた。
まず口にしたことは「どうして白いズボンなんですか?」
「制服なんですよ」と新しい栄養指導のKさん。
時間は毎週その都度決めていくと言われて、フリーズしていたら、看護師のIさんが「すみませんが、普遍的になると戸惑って混乱してしまうので、決まった日時にしてもらえませんか?それから外来の日が木曜日なので、木曜日でお願いしたいんですけど」と私の言いたいことを言ってくれた。
S先生も言ってた。
「ゆこたんは肝心な時、言葉が出なくなってしまうよね。筆談も無理になるよね」と。
アスペの会でもそうだった。
それで頭ゴンゴンしたっけ。
今日は妊婦看護師さん、2名に会って、「出産ラッシュ!!」と叫んでいた。
見かけるたびに近寄っては、お腹を撫でていた。
一人は明後日から産休に入るらしく、しばらく会えなくなるところをIさんが発見してくれて話せたので、ラッキーだった。
明日からショートステイです。
ついでに市役所で、旅館の障害者助成金と、ショートステイ延長の手続きをしてきます。
聞けたら路駐の免除のことも聞いてきます。
最後にショッキングなこと。
今日は確かにダボダボした服を着てったよ。
こんな日に限って、栄養指導のための体重測定があったり、帰りの電車の中では、男性の前に私が立ったら、無言で席を譲ってくれた。
これって「妊婦ってことですよね????」
公開「想像妊娠」
ここまで来ると、開き直るもんです。