強盗容疑の男性を嫌疑不十分で不起訴/横浜地検
10月1日20時0分配信 カナロコ
横浜市戸塚区で信用金庫職員から現金などを奪ったとして、強盗の疑いで逮捕、送検されていた平塚市出身の住所不定、リサイクル業の男性容疑者(62)=別の窃盗罪で一審有罪判決=を、横浜地検は30日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
県警などによると、男性は昨年11月10日正午過ぎ、横浜市戸塚区上倉田町の湘南信用金庫戸塚支店の敷地内で、集金を終えて同支店に入ろうとした男性職員(42)にボーガンのようなものを突き付けて「金を出せ」などと脅し、現金約210万円などが入った集金バッグを奪ったとして、8月11日に逮捕された。
県警は目撃証言などから逮捕に踏み切ったが、男性は当初から容疑を否認。9月11日に横浜地裁で行われた窃盗罪の公判でも、軽トラックを盗んだ起訴事実は認めたが、強盗事件については「やってません。やってもいない強盗で追及を受けつらかったです」などと述べていた。
地検幹部は不起訴処分について、「立証に足る証拠が十分確保できなかった。状況証拠、間接証拠はあったが、決め手にはならなかった」と説明。県警幹部は「証拠収集に努めたが直接的な証拠がなかった。地検の判断なので仕方がない」と話した。
県警などによると、男性は昨年11月10日正午過ぎ、横浜市戸塚区上倉田町の湘南信用金庫戸塚支店の敷地内で、集金を終えて同支店に入ろうとした男性職員(42)にボーガンのようなものを突き付けて「金を出せ」などと脅し、現金約210万円などが入った集金バッグを奪ったとして、8月11日に逮捕された。
県警は目撃証言などから逮捕に踏み切ったが、男性は当初から容疑を否認。9月11日に横浜地裁で行われた窃盗罪の公判でも、軽トラックを盗んだ起訴事実は認めたが、強盗事件については「やってません。やってもいない強盗で追及を受けつらかったです」などと述べていた。
地検幹部は不起訴処分について、「立証に足る証拠が十分確保できなかった。状況証拠、間接証拠はあったが、決め手にはならなかった」と説明。県警幹部は「証拠収集に努めたが直接的な証拠がなかった。地検の判断なので仕方がない」と話した。
最終更新:10月1日20時0分
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