03年大みそかに民放2社が放送した総合格闘技番組の出場選手をめぐる約2億円の恐喝未遂容疑で逮捕された指定暴力団山口組系組幹部(40)ら3人について、横浜地検は16日、処分保留で釈放した。
組幹部らは放送直後の04年元日、静岡県の居酒屋などで、日本テレビの格闘技番組「イノキボンバイエ2003」にロシア人格闘家ヒョードルが出場したことをめぐり、イノキボンバイエの興行会社社長(38)を脅し約2億円を要求したとして今年2月、恐喝未遂容疑で神奈川、静岡両県警に逮捕された。
横浜地検の佐々木善三次席検事は「現時点では処分を決しがたい」としている。
[2006/3/16/21:49]