(cache) 稲盛和夫、茂木友三郎氏ら起用 行政刷新会議の陣容発表 - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  加藤秀樹氏(中央)に行政刷新会議事務局長の委嘱状を交付後、握手する鳩山首相(右から2人目)、仙谷行政刷新相(左から3人目)ら=6日午前、首相官邸

    稲盛和夫、茂木友三郎氏ら起用 行政刷新会議の陣容発表

     鳩山内閣は6日、税金の無駄遣い排除を進める行政刷新会議のメンバー11人を決めた。「民間議員」として稲盛和夫京セラ名誉会長、茂木友三郎キッコーマン会長、前鳥取県知事の片山善博慶応大教授ら5人を起用。仙谷由人行政刷新担当相が記者会見で正式発表した。

     官僚依存から政治主導への転換を掲げる鳩山内閣で、行政刷新会議は国家戦略室とともに政策推進の2本柱となる。2010年度予算編成に向け、事業の要不要を判断する「事業仕分け」に着手し、数兆円規模の無駄遣い削減を目指す構えだ。

     仙谷氏は会見で「行政にたまったうみを大掃除しなければならない極めて重要な段階だ。まずは事業仕分けと行政、政治の透明化に精力的に取り組む」と強調。会議での議論については原則公開する意向を表明した。

     稲盛氏は野党時代から民主党支持を明確にしてきた数少ない財界人で、民主党の小沢一郎幹事長とも近いとされる。茂木氏は麻生前政権時代に行政支出総点検会議の座長を務めた経験などに期待して起用を決めた。

     このほか民間からは、事務局長を兼ねる政策シンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表、草野忠義元連合事務局長が参加。発表に先立ち鳩山由紀夫首相は、官邸で加藤氏に委嘱状を手渡した。

     首相と5閣僚もメンバーとなる。議長に首相、副議長には仙谷氏が就任するほか菅直人副総理兼国家戦略担当相、藤井裕久財務相、平野博文官房長官、原口一博総務相が加わった。

      【共同通信】