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民主、建設業界に急接近 宮城知事選

 民主党宮城県連の岡崎トミ子代表(参院議員)は2日、知事選で自主投票を決めた県建設業協会の佐藤博俊会長に面会し、民主党が擁立した無所属新人への支援を求めた。自民党を強力に支えてきた建設業界に民主党が急接近し、政権与党の存在感を誇示し始めたことが鮮明になった。

 岡崎代表は2日午前、党県議とともに、仙台市青葉区の協会を初めて公式訪問。佐藤会長と15分ほど懇談した。

 新人で元国連食糧農業機関(FAO)戦略企画部長の遠藤保雄氏(62)=民主・社民・国民新推薦=の人柄や経歴を説明。公共事業や建設業振興に対する党の姿勢について意見を交わした。

 岡崎代表は「『無駄な公共事業』と言われるたび、建設業界はビクビクしているという。民主党も遠藤氏も県民の安心安全のためには、必要な公共事業は全力でやると理解を求めた」と語った。

 協会は知事選への対応について、再選を目指す村井嘉浩知事(49)を推す意見と、政権党の民主党に配慮すべきだという意見が折り合わず、自主投票を決めた。

 佐藤会長は「知事選の対応はそれぞれの会員が考えること。長年築いた自民党との関係は急には変わらない。村井知事とのこれまでの付き合いを大事にする人は多いと思う」と話した。


2009年10月03日土曜日

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