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2009年10月5日(月) 19:15 |
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6日から岡山県内で初の裁判員裁判
6日から9日までの4日間、岡山県内では初の裁判員裁判が開かれます。
岡山県で初めての裁判員裁判は、今年5月、岡山市南区で瀬戸内市牛窓町の無職・田渕義隆被告が車の中で岡山市の20歳の女性を果物ナイフで刺したとされる殺人未遂事件です。 岡山地裁は、6日の午前中に選任手続きを行い、呼び出しを受けた裁判員候補者68人の中から6人の裁判員と3人の補充裁判員を決めます。 午後2時から初公判が開かれ、その後、被害者への尋問や証拠調べ、被告人への質問を行い、3日目に検察側が求刑。 裁判官と裁判員が刑の重さなどについて話し合う評議を経て、9日に判決が言い渡されます。 担当弁護士によりますと、起訴内容についてはおおむね認める方針で主な争点は、「殺意の発生時期と程度」「犯行時の被告の抑うつ状態の有無」「殺人の行為を自分の判断でやめようとしたかどうか」の3点です。 岡山地裁初の裁判員裁判、争点は市民にはなじみの薄い内容のとなっており裁判所と検察、弁護側がどのように説明し、審理を進めていくかがポイントになると見られています。
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