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2009/10/05 13:19 KST
先月釜山で北朝鮮関連コンテナ検査、防護服と判明


【ソウル5日聯合ニュース】韓国当局は9月中旬ごろ、釜山港で「危害物品」積載が疑われる北朝鮮関連のコンテナ4個を検査していた。コンテナからは防護服が確認されたという。防護服は危害物質から体を保護するもので、危害物品には分類されない。

 政府消息筋が5日に伝えたところによると、当局は先月、中国経由で釜山新港に入港したパナマ船籍の貨物船に出航停止命令を下し、コンテナ4個に対する検査を行った。

 釜山港関係者は、先月22日に国家情報院など関係機関が、釜山新港に停泊している貨物船のコンテナに北朝鮮と関連する危害物品が入っているとの情報があったとしてコンテナの検査を求めたと、背景を説明した。当局は引き続き確認作業を行っているという。

 今回の貨物検査について、一部では、政府が5月に北朝鮮による2回目の核実験を受け、大量破壊兵器などの拡散を阻止しようとする国際社会の努力に積極賛同を決めたことと関連があるとみている。また、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行と関連した措置との見方も出ている。

 国家情報院と外交通商部はこの問題について、「確認できる事項がない」と話している。

japanese@yna.co.kr