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2009年7月25日(土) 東奥日報 ニュース


■ 新町通りの自転車道まっすぐに

写真
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 バス停車帯によって自転車専用道が数カ所で途切れている青森市の新町通りで、国や県などでつくる県自転車安全利用推進協議会が9月にも、バス停車帯部分を自転車道として再整備する「社会実験」を行う。以前から自転車利用者に「使いにくい」と不評だった自転車道を一本の直線にすることで、歩行者とのすみ分けを目指す。

 新町通りは、自転車道がバス停車帯の前後で途切れ、アーケード内の歩道にいったん乗り入れる形になっている。このため歩道では、自転車利用者が歩行者と接触する事故も起きている。

 協議会が6月末に新町通りの歩行者と自転車利用者244人にアンケートしたところ、50%が自転車の運転を危険だと感じ、15%が自転車と接触した経験があった。

 実験の対象区間は、青森駅前交差点から柳町交差点までの国道側750メートル。同区間に3カ所あるバス停車帯を閉鎖して周辺の花壇やベンチも撤去、自転車利用者が歩道側に乗り入れずにまっすぐ通行できるようにする。段差も取り除く。期間は9月下旬から1カ月程度を予定しており、整備後、自転車利用者と歩行者の双方を対象にアンケートを行う。

 県道路課の三上俊孝課長代理は「歩行者との接触を避けるため、自転車がスムーズに走れるようにしたい」と話している。

 協議会は近く会議を開き、実験の実施を正式に決める。

※写真=バス停車帯や花壇があるため、途切れている新町通りの自転車専用道


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