今は、知り合いのお通夜の会場に向かう電車の中にいる。
当然の事ながら、訃報は突然やってくる。
学生時代、席を並べて授業を受けていた友人が交通事故で死んだ時、あまりの理不尽さに泣いた。逆縁ほど親不孝な事はない。
今回の方も前日まで一緒に活動していた方であり、やりたい事はまだまだあったはず。
人は病気や事故で死ぬのではなく、寿命で死ぬのだけど、その寿命がいつ尽きるのかとかはわからない。
もし、自分に今お迎えが来て、閻魔様の前に立って、堂々と「悔いの無い生き方をしてきた」と言えるとは到底思えない。これだけの事はやってきたと、申告はするけどね(笑)
だとすれば、その時までに悔いを残さない、恥じない生き方をするしかない。
白隠禅師は喝の一言で臨終されたとの事。そこまでは無理でも、未練は残したくない。とはいえ、煩悩の限りをやり尽くすつもりは無いよ。
|
コメント(0)