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岩手「座敷わらし」の旅館全焼

2009年10月4日23時23分

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写真:座敷わらしの目撃談が多い緑風荘の「槐(えんじゅ)の間」。宿泊者が残した人形が多く置かれていた=08年9月14日、岩手県二戸市、牛尾梓撮影座敷わらしの目撃談が多い緑風荘の「槐(えんじゅ)の間」。宿泊者が残した人形が多く置かれていた=08年9月14日、岩手県二戸市、牛尾梓撮影

 4日午後8時半ごろ、岩手県二戸市金田一の旅館「緑風荘」が燃えていると119番通報があった。県警二戸署などによると、木造一部2階建て4棟、延べ約4千平方メートルが全焼した。出火当時、宿泊客と従業員の計30人がおり、宿泊していた横浜市の公務員の男性(28)が2階から飛び降りて足をねんざした。

 緑風荘の「槐(えんじゅ)の間」は「座敷わらし」の目撃談が宿泊者から多く寄せられ、テレビなどでたびたび取り上げられた。「泊まった人に幸運が訪れる」という口コミが広がり、常に予約で埋まっている状態だったという。

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