- 「西のエデン」トークショーレポート (09.03.16)
- 「華麗なるアリバイ(仮)」トークショーレポート (09.03.16)
- 「ベルサイユの子」トークショーレポート (09.03.16)
- 「未来の食卓」トークショーレポート (09.03.15)
- 「シークレット・ディフェンス」トークショーレポート (09.03.15)
- 「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」トークショーレポート (09.03.14)
- 「サガン —悲しみよ こんにちは—」トークショーレポート (09.03.14)
- 短編映画 トークショーレポート (09.03.14)
- ホラーナイト トークショーレポート (09.03.14)
- 「顧客」トークショーレポート (09.03.14)
「西のエデン」トークショーレポート(09.03.16)
「華麗なるアリバイ(仮)」トークショーレポート(09.03.16)
イギリスのベストセラー作家、アガサ・クリスティーの推理小説をもとに製作された本作について、ボニゼール監督は「この作品の映画化は実はもともとプロデューサーの意向だったのですが、私も原作を読んで作る価値があると思い、製作を決めました」と明かしました。さらに監督の口からは「原作にはない殺人をひとつ、付け加えました」とミステリアスな発言も飛びだしました。
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「ベルサイユの子」トークショーレポート(09.03.16)
ベルサイユ宮殿の森で暮らすホームレスの男と、母親に捨てられた天使のように愛らしい子供エンゾとの親子以上の絆を描いた本作。まずは内田さんが「自宅で観たのですが、観終わった後、暗闇の中でしばらく沈黙してしまいました。台詞が少なく、音楽もわずかなのに、たくさんのものが映像から匂いたっていました。また、カメラと登場人物と観ている私たちの眼差しがこんなにも寸分違わず重なっているのは、奇跡的なことだと思います」と感動を表現しました。
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「未来の食卓」トークショーレポート(09.03.15)
「未来の食卓」の原題は「Nos Enfants Nous Accuseront(子供たちは私たちを告発するでしょう)」。「未来ある子供たちに何を残すことができるか」ということを探求し、観ている者に食の安全、環境問題など、地球で起こっている現実を鋭く突きつけるドキュメンタリー映画です。
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「シークレット・ディフェンス」トークショーレポート(09.03.15)
本作は、近年の中東テロリストとフランス諜報局の終わりなき戦いを描いたアクション・スパイ映画。フランス諜報局の反テロ運動リーダーであるアレックスはテロ組織の指揮者アル・バラドと同じく、任務のために多くの人々を犠牲にしていきます。諜報局に雇われた女子大生ディアーヌとテロ活動に救いを見出そうとする前科者のピエールは、異なる組織に属しながらも、同じように逃れることの出来ない運命を歩んでいきます。
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「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」トークショーレポート(09.03.14)
本作の原作を映画化したいと名乗りを上げていた配給会社が、物語の結末に関して原作者と意向が合わなかったため、奇跡的に映画化の権利を手にすることができたベルモン監督。「このようなことからも、非常に力強い映画になるだろうと確信していました」と製作当時を振り返り、「製作で一番大変だったのはキャスティング。2年半を人集めに費やしました。役者をみつけるのは本当に大変でした」と、感慨深げに語りました。
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「サガン —悲しみよ こんにちは—」トークショーレポート(09.03.14)
ジョルジュ・サンドとミュセの恋を描いた「年下のひと」やマルグリット・デュラスの著名な小説を題材にとった「ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉」を監督するなど、文学に造詣の深いことで知られるキュリス監督。「なぜ今サガンなのか」という司会者の直球の質問には「それを話すときりがないんです。私はサガンに会ったことはなく、サガンについては髪がぼそぼそ、ウィスキーと煙草と車が好き、といったよく言われるイメージしか持っていませんでしたし、一般の読者として『悲しみよ こんにちは』などの作品を読んでいただけでした。でもサガンが2004年の9月に亡くなった時、新聞で取り上げられた記事を読んでいるうちに、何か小説を読んでいるような気がしてきました。またその時、サガンの若い頃の写真も初めて見て、この人の人生はまさに映画のようだと思ったんです」。
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短編映画 トークショーレポート(09.03.14)
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ホラーナイト トークショーレポート(09.03.14)
3月13日の金曜日、「マーターズ」「伯爵夫人」「ミュータント」のフレンチ・ホラー3作品を上映するホラーナイトが開催され、真夜中の上映にも関わらず、多くのホラーファンが駆け付けて下さいました。上映前には「マーターズ」のパスカル・ロジエ監督と女優のモルジャーナ・アラウィさん、また日本人ゲストとして「呪怨」シリーズで世界に知られる清水崇監督、映像化不可能と言われる漫画を映像化するのが得意芸という「地獄甲子園」の山口雄大監督、そして「片腕マシンガール」の井口昇監督をお迎えし、日仏の名ホラー監督たちの出会いを目撃することになった会場は、大いに盛り上がりました。
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「顧客」トークショーレポート(09.03.14)
「顧客」は、離婚を経験し、仕事一筋で生きてきた女盛りの50歳、ジュディットを中心に展開される物語。彼女は利用している出会い系サイトで知り合った20歳年下のパトリックに惹かれていきますが、パトリックの実の名はマルコ。愛する妻がいながらも売春を続けないと家計の苦しいマルコ、年齢を重ね本気で人を愛することをためらうジュディット、それぞれの苦悩を描いています。
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「コード」トークショーレポート(09.03.13)
本作の舞台は、とある夕食会。集った男女は礼儀をわきまえ、上機嫌に努めますが、会が終わりに近づくにつれ、それぞれの仮面は剥がれ、本音が見えてくる—というストーリーです。
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「美しい人」トークショーレポート(09.03.13)
本作は、16歳の美しい転校生をめぐり三角関係に陥る男女を描いた愛の物語。前回の作品「ジョルジュ・バタイユ ママン」「パリの中で」に続く3部作の最後の一作として製作されました。
「ジョニー・マッド・ドッグ」トークショーレポート(09.03.13)
本作は、2008年にカンヌ国際映画祭「ある視点」部門HOPE賞を受賞。「猛犬」になるという思いにとり憑かれている15歳の少年兵ジョニーが、紛争で荒廃した現代アフリカで全身武装し、コマンド部隊の仲間とともに強盗、殺害を繰り返す姿を描いています。
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オープニングイベントの様子【動画】(09.03.13)
オープニングイベントの映像をアップしました!
▼動画はこちらから
ジュリエット・ビノシュ密着〜オープニング・セレモニー
記者会見〜レッドカーペット
オープニングイベントの様子【写真】(09.03.13)
※クリックすると拡大画像を表示します
◆記者会見◆
左:記者会見場に姿を現した団長ジュリエット・ビノシュ
右:駐日フランス大使フィリップ・フォール氏、ジュリエット・ビノシュ、ユニフランス会長アントワーヌ・ド・クレルモン・トネール氏
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フランス映画祭2009開幕!(09.03.12)
会見では団長のビノシュのほか、駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏、ユニフランス会長のアントワーヌ・ド・クレルモン・トネール氏が登壇。フランス映画祭を今年も日本で開催する喜びを語りました。今回が8回目の来日となるビノシュは、前日に会っていたイッセー・ミヤケの深いモスグリーンのドレスに身を包んで登場。「黒澤明監督の映画が大好きです。先日は是枝裕和監督の作品も観ました。日本映画は家族全員でよく観ています。観るたびに新しいインスピレーションを得ることができるから」と、日本への親しみを込めて挨拶しました。また、フランス映画祭の代表団団長に任命されたことについては、「端的に言って、喜びを感じています」と表現しました。
六本木ヒルズ内の大屋根プラザに敷かれたレッドカーペットには、朱色のイブニングドレスに衣装替えしたビノシュのほか、「西のエデン」で監督をつとめた巨匠・コスタ・ガブラス、「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」で両親を探して過酷な旅を続ける少女を演じたマチルド・ゴファール、監督・シナリオライターとしても活躍している女優、ブランカ・リ(「コード」/ダニエル・トンプソン監督)らが登場し、会場は華やかな雰囲気に包まれました。
そして、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたオープニングセレモニーでは、団長のビノシュが映画祭前日の深夜に書き上げたという自作の詩を読み上げ、芸術と共に生きる女優の多才さを披露しました。その後、ビノシュはフォール氏、トネール氏とともに本映画祭のオープニング作品「夏時間の庭」の舞台挨拶にも登場。オルセー美術館全面協力のもとに製作された本作について、「クロッキーで描かれた絵を観ているような映画です。人生、別れ、相続や生活が次の世代に引き継がれていく様子を描いています」と情熱的に語りました。
フランス映画祭2009は、TOHOシネマズ六本木ヒルズで3月15日まで開催されます!
週末はどうぞ、六本木ヒルズでフランス映画漬けになって下さい!