JR東京駅に張り出された、村上春樹さんの長編小説「1Q84」の第3巻「BOOK3」の刊行を暗示する広告=5日午前
待望の続編刊行-。新潮社は5日、2巻合計で220万部を超える大ベストセラーとなった作家村上春樹さんの長編小説「1Q84」の第3巻「BOOK3」の刊行を暗示する広告を、東京駅や横浜駅など首都圏のJR計25駅に一斉に張り出した。
関係者によると、村上さんは現在、来年初夏の刊行を目指して「BOOK3」の原稿を執筆しているという。
広告のコピーは「私たちはこの物語から かけがえのないものを 受けとり続けるだろう」。1、2巻の表紙には、それぞれ黄緑色とオレンジ色の「Q」の文字が描かれていたが、広告には同じ書体で青色の「Q」が描かれている。
新潮社は「BOOK3」の刊行について「広告を見た人の想像におまかせしたい」としている。