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<任天堂>「マジコン」販売4社を損賠提訴 4億円請求

10月5日19時41分配信 毎日新聞

 任天堂は5日、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に装着すると違法コピーしたソフトが使えるようになる「マジコン」と呼ばれる機器を輸入販売しているブルウィル(東京都台東区)など4社に対し、不正競争防止法に基づき、輸入販売の差し止めと計4億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 DS用ソフトを販売するカプコンやセガなど国内ソフトメーカー54社との共同提訴。任天堂などは昨年7月にも別の5社に対しマジコンの輸入販売の差し止めを求めて提訴し、今年2月に輸入販売を禁止する判決が出た。今回はマジコン販売の別の4社を対象とした。

 マジコンはインターネット上で公開された違法ソフトをDSに装着して使えるようにする機器。DSは違法ソフトを差し込んでも遊べない仕組みだが、マジコンを介すると動かせる。任天堂によると、4社による損害総額は27億円に上る。ブルウィルは「弁護士に任せており、今のところ話すことはない」としている。【横山三加子】

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最終更新:10月5日19時41分

毎日新聞

 

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