2009年10月5日 19時18分更新
ことし8月、生まれて間もない長男の頭を殴り死亡させたとして、岡山県津山市の29歳の母親が傷害致死の疑いで警察に逮捕されました。
双子の次男も頭に重傷を負って入院しているということで、警察では、生まれて間もない双子に虐待を繰り返していたとみて詳しく調べています。
逮捕されたのは、津山市の、小林真美容疑者(29)です。
警察によりますと、小林容疑者はことし8月21日の午後2時ごろ、津山市の自宅で、生後36日の長男の建太ちゃんの頭を手で殴るなどの暴行を加え死亡させた傷害致死の疑いが持たれています。
小林容疑者は、その日の午後5時ごろになって、「子どもが息をしていない」と自分で救急車を呼んでいて、搬送先の病院が「虐待の疑いがある」と警察に通報し、警察が捜査を進めていました。
小林容疑者は事件当時、夫(29)と、5歳と2歳の長女と次女、そして死亡した建太ちゃんと双子の次男の6人で暮らしていましたが、調べに対し「幼い2人の子どもがいる中、双子が生まれ育児に疲れていた。泣きやまないのでやった」と容疑を認めているということです。
双子の次男も頭に重傷を負って入院しているということで、警察では、生まれて間もない双子に虐待を繰り返していたとみて詳しく調べています。