岡山放送局

2009年10月5日 19時18分更新

県と医師会 新型対応で協議


新型インフルエンザのワクチンについて、政府が、今月19日から医療従事者に優先して接種するという基本方針を示したことを受けて、岡山県と県医師会は、どの程度ワクチンが必要か県内の医療機関に調査を行うことを決めました。

これは5日、岡山市中区で行われた、岡山県と県医師会との協議で決まったものです。

政府は、今年度中に確保できる新型インフルエンザワクチンは7700万人分で、このうち5400万人分を優先接種の対象としています。

そして接種の順番は、医療従事者を最も早くしたうえで今月19日の週から接種を始めるとしています。
これについて5日の岡山県と県医師会の協議では、政府の方針に従って対応にあたることを確認しました。

そのうえで、どの医療機関にどの程度ワクチンを配布すべきかを把握するため、ワクチン接種を行う県内の医療機関を対象に調査を行うことを決めました。

県と医師会では、県内にワクチンが行き渡るまで、あらためてうがいや手洗いといった感染予防の徹底を呼びかけています。