2009年10月5日 19時18分更新
甘くて香りがよいことで知られる新高梨の出荷が、5日から津山市で始まりました。
新高梨は、秋が深まってから収穫される晩成種の梨で、玉が大きく香りや甘みも強いのが特徴です。
津山市の久米地区では、地域の特産品としておよそ30戸の農家が新高梨を栽培しています。
ことしも収穫の時期を迎え、5日は今シーズン初めて、農協の選果場におよそ1000キロの新高梨が運び込まれました。
そして機械で形や大きさごとに選別され、箱詰めされました。
新高梨の収穫は来月初めごろまで続けられ、岡山市をはじめ大阪や京都などに出荷されるほか、地元の道の駅でも販売されます。
津山農協の松坂静明さんは「ことしは、梅雨が長かったため玉はやや小ぶりですが、甘みは十分なので、皆さんにおいしく食べてもらいたいです」と話していました。