吉田えりが「寂しい」ラスト登板…関西独立リーグ

試合後トロフィーを手に、他チームの選手とともに記念撮影におさまる吉田えり（中央）

　◆関西独立リーグ　オールスター戦　明石・神戸１１―３大阪・紀州（４日・万博）今季限りで退団する関西独立リーグ・神戸の吉田えり投手（１７）が４日、同リーグのオールスター戦（万博）に出場した。９点リードの９回、明石・神戸連合の７番手として登板。大阪・紀州連合に２安打され１点を失ったものの、１イニングを投げ切り勝利に貢献した。試合は１１―３で明石・神戸連合が勝った。

　「勝ってマウンドでハイタッチするのは初めてで気持ちよかった」と、笑顔でリーグ最後のイベントを締めくくったが、「このユニホームが最後なので寂しい」と複雑な表情を見せた。試合後の年間表彰ではリーグに貢献したとして特別賞を受賞した。１０月末までは神戸の一員としてイベントに参加し、その後、来季プレーするチームを探す。