営業マン・興毅、兄弟王者になって全国で亀田興行だ！

報知新聞大阪本社に来社した亀田興毅

　◆プロボクシングＷＢＡ世界フライ級タイトルマッチ　王者デンカオセーン・カオウィチット（タイ）―同級１１位・亀田大毅（亀田）（６日、大阪市中央体育館）　ＷＢＡ世界フライ級タイトルマッチを控えた弟・大毅の営業を買って出ている亀田興毅（２２）＝亀田＝が４日、大阪・北区の報知新聞大阪本社をゲリラ訪問。自身も内藤大助（３５）＝宮田＝との世界戦（１１月２９日・さいたまスーパーアリーナ）に挑む興毅は、ボクシング振興のため日本全国巡業プランをぶち上げた。

　営業マン・興毅に日曜日はなかった。６日に迫った大毅の世界戦は、２００７年１０月に内藤をぶん投げて以来。「周りのイメージは２年前で止まっていると思う。あれから勉強し成長し強くなった大毅を見てほしい」とＰＲ。さらに、亀田ボクシングを全国に“伝道”する構想も披露。「２人でチャンピオンになって日本中を回りたい。田舎の（収容人員が）５００人とかのちっちゃな会場でもいいから、足を運んでくれる人のために試合がしたい」と、一家の夢を熱っぽく語った。