天皇陛下は5日、横浜市緑区の東京工業大学すずかけ台キャンパス内で行われたシーラカンスの解剖の様子を視察した。同大は、アフリカ・タンザニアから寄贈された「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスを4年前から継続的に研究しており、秋篠宮さまも2年前に解剖に立ち会ったことがあった。
陛下は、白衣姿で手術用のゴム手袋を着用、解剖途中のシーラカンスの浮袋に直接触り「割合に軟らかいですね」などと感想を述べながら、ヒレの形状や分子生物学的な分類について専門的な質問をしていた。
毎日新聞 2009年10月5日 19時00分(最終更新 10月5日 19時38分)
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