寄付記載漏れ、原口総務相が謝罪…報告書を訂正

　原口総務相が代表を務める政党支部「民主党佐賀県第１区総支部」（佐賀市）の２００８年の政治資金収支報告書に寄付の記載漏れなどが判明した問題で、同支部は５日午後、収支報告書の訂正を佐賀県選管に届け出た。

　原口事務所などによると、訂正したのは、寄付の記載漏れ１か所と寄付者の名称誤記載１か所、日付の誤記載２か所。

　原口総務相は同日、総務省で記者団の取材に応じ、「政治資金規正法の所管大臣として、誠に恥ずべきことで申し訳なく、猛省すべきことと思っている」と謝罪。「会計責任者が全くの不注意によって誤記載したものだと判明した。イージーミスを見逃した（事務所の）構造上のミスがあった」と説明した。