火事:「座敷わらし」の宿として有名な旅館が全焼 岩手

2009年10月4日 22時22分 更新:10月5日 0時45分

 4日午後8時25分ごろ、岩手県二戸市金田一長川、旅館「緑風荘」から出火、木造一部2階建ての同建物を全焼した。緑風荘は、座敷わらしが住む旅館として有名。

 二戸消防署によると、出火当時、宿泊客21人がおり、男性(28)が逃げる際に右足をひねって軽いけがをした。従業員とその家族9人は避難し、全員が無事という。

 同市消防団の地元分団には、旅館から「ボイラー室から火が出た」との連絡が入ったという。近くに住む60代の男性は「午後8時半すぎにバーンという音がして、火勢が強くなった」と話していた。【宮崎隆、山口圭一】

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