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求人トップ > シリーズ日本の雇用Vol.5 巨大市場を席巻する「介護ビジネス」 > 介護現場を救う、ハイテク・ロボットスーツ サイバーダイン株式会社

介護現場を救う、ハイテク・ロボットスーツ サイバーダイン株式会社

Vol.5 サイバーダイン株式会社 介護現場を救う、ハイテク・ロボットスーツ

思うように身体が動かせない高齢者。負荷がかかりすぎて腰を痛めるなど、身体への負担を強いられる介護士。それらの課題解決を目指し、ハイテクを駆使した製品開発が進んでいる。その切り札と目されるのが、装着することで力を増強できるロボットスーツHALだ。介護・福祉現場に本格導入が始まったハイテクスーツの動向を探った。

介護現場で福祉用ロボットスーツが本格始動!

2009年2月、山口県下関市の昭和病院に“ロボットスーツHAL”が導入された。民間医療・福祉機関では全国初。使用されているのは、脚に装着するタイプのHAL福祉用である。筋力が低下した高齢者や脚に障害がある人の歩行、階段の昇降、立ったり座ったりといった動作の支援に利用する。「HALを着けると、レッグプレス(足に負荷をかけるトレーニングマシン)で100キロが限界だった人が180キロまで上げられるようになります。また腕に装着すれば、50キロの荷物を10キロ程度の感覚で持つことができるのです」。そう語るのは、このロボットスーツを開発した、筑波大学大学院教授でサイバーダイン株式会社のCEOも務める山海さんだ。

最大40キロまでスーツが補助するため、50キロの人を抱えるときの負荷は、10キロ程度で済む。(Prof. Sankai University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc. )

▲最大40キロまでスーツが補助するため、50キロの人を抱えるときの負荷は、10キロ程度で済む。(Prof. Sankai University of Tsukuba / CYBERDYNE Inc. )

今後は自立支援だけでなく、介護をする方が装着し、ベッドから人を抱き上げるときなどに利用する介護動作支援への活用を考えているという。

普通の人を超人に変身させるテクノロジー

人が身体を動かそうとすると、脳から筋肉に「神経信号」が伝わって、筋肉が動く。その際、微弱な「生体電位信号」が皮膚表面に漏れ出てくるという。HALは、その信号を皮膚表面に張り付けたセンサーで検出し、コンピューター制御によって各部のモーターを動かし、人の動きをサポートする。「年齢と共に衰えていく身体機能をテクノロジーの力で補助したいという思いが開発の原点です。基礎研究を始めた1992年から介護での利用が念頭にありました」と山海さん。装着することで力を増強できるロボットスーツは、自立支援や介護動作支援など介護現場で威力を発揮することを、開発当初から想定していたのだ。

HAL福祉用・両脚タイプは重さ11キロ。HAL自体が重量を支えているので重さを感じることはないという。

▲HAL福祉用・両脚タイプは重さ11キロ。HAL自体が重量を支えているので重さを感じることはないという。

現在全国の介護・福祉施設向けにリースをしている“HAL福祉用”には、両脚に装着するタイプと片脚に装着するタイプがあり、リース料金はそれぞれ月額22万円と15万円。2009年7月には短期のレンタルも開始し、導入を前提とした問い合わせが増加しているという。

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