大幅短縮「総力報道」が不振で小林麻耶の環境が激変する

　頑張れ！　麻耶。そんな声が聞こえてきそうなほど、小林麻耶がメーンの「総力報道！ＴＨＥ　ＮＥＷＳ」（ＴＢＳ）が再スタートでも苦戦している。

　今週から３時間枠だった番組は前半２時間は堀尾正明司会の「イブニングワイド」になり、「総力報道」は後半の１時間ちょっとに縮小された。

　その結果は２８日が５．５％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）、２９日が４．６％。３０日は８．０％にアップしたものの、先週までは６％以上を記録していたことを考えれば、期待に応えているとは言えない。

　麻耶の必死さは伝わってくる。スタジオから現場に飛び出して、今週は自民党の総裁選をリポートした。しかし、小走りで追いかけて自民党の大物議員にマイクを向ける姿が子供っぽく、言葉がおざなり、上滑りで、たどたどしい印象もあって視聴者の方がハラハラしたに違いない。

　不安だらけの再出発を予想した人は多かったわけだが。

「番組には報道局のエースや局アナを結集して麻耶の脇を固めている。それでもこの程度ではね……。局内では早くも来年３月打ち切り説がささやかれ、“捨て枠”扱いになっている」（ＴＢＳ関係者）

　麻耶の生活に変化があるという話もあって、年明けにかけてその環境は激変しそうだ。

（日刊ゲンダイ2009年10月2日掲載）