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「座敷わらし」の旅館全焼/二戸

2009年10月05日

写真

座敷わらしが出ると言われた二戸市金田一の緑風荘「槐の間」=08年9月14日、牛尾梓撮影

 4日午後8時30分ごろ、二戸市金田一の旅館「緑風荘」が燃えている、と119番通報があった。二戸署などによると、木造一部2階建て4棟延べ約4千平方メートルが全焼した。出火当時、宿泊客と従業員計30人がおり、宿泊客1人が避難する際に2階から飛び降りて足をねんざした。

 緑風荘の「槐(えんじゅ)の間」は「座敷わらしが出る」との口コミで全国的な人気を呼び、テレビや雑誌などで取り上げられている。数年先まで予約で埋まり、キャンセル待ちすら難しい状況だ。

 緑風荘の宿泊客らが避難した別の旅館の従業員の女性は「ものすごい火柱が立っているのが、うちの旅館からも見えた」。

 近くの男性は防災無線の放送で火災を知った。現場に向かうと爆発音が2回響き、2回目の爆発で「槐の間」の方向に火が回ったという。

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