原口一博総務相が代表を務める「民主党佐賀県第1区総支部」が政治資金収支報告書に500万円の寄付を記載していなかった問題で、政策秘書と弁護士が5日会見し「新たに50万円の寄付の記載漏れと入金日付の記載ミスが見つかった」と発表した。
原口氏側は問題発覚後、弁護士に調査を依頼。その結果、08年10月10日に「原口一博後援会」から総支部に50万円の寄付があったにもかかわらず、総支部の報告書に記載していないことが分かった。また、同2月21日と12月3日にあった後援会から総支部への各100万円の寄付の日付を、2月1日、12月1日と誤って記載していたという。近く佐賀県選管に報告書の訂正を出す。【篠原成行】
毎日新聞 2009年10月5日 12時58分