長い歴史をもつ西日本最大の都市・大阪。じつはその総面積のおよそ1割は、川や水路などの水面が占めていることをご存知でしょうか?大阪の河川は重要な運搬路として産業の発展を支え、天神祭をはじめ大阪独自の文化も多く生み出してきました。
アンティークな洋風建物が立ち並ぶ中洲の中之島、ネオンきらめく繁華街・道頓堀・・・今も岸辺には大阪の様々な顔があります。水面をゆくのは、地域住民の足として利用されている渡し舟や観光客向けの水陸両用バスなどユニークな船の数々。いつも行列が絶えない道頓堀川沿いのたこ焼き屋も、「水の都・大阪」ならではの風景です。
今年は淀川の改良工事竣工100年を記念して、大阪の街と水のつながりをアピールするイベント「水都大阪2009」が開催されています。番組では、そのイベント会場でもある大阪市内の中之島・八軒家浜を中心に、道頓堀、枚方市など府内3ヵ所から生中継。船上からのクルーズ映像も織り交ぜながら、地元CATVと協力して水都の知られざる魅力をお伝えします。